2004年9月30日、アサヒビール株式会社は、7月8日付けで発表していたペットボトルビールの発売を見合わせると発表しました。同社ホームページにその内容が掲載されているほか、グリーンピース・ジャパンへも電話・FAXで同様の内容が伝えられました。

グリーンピースは発売見合わせを求めて活動

グリーンピース・ジャパンは、同社がペットボトルビールの発売を発表した直後から、公開質問状の送付のほか、市民からの意見を直接メールで届けるサイバーアクション(369名が参加:9月30日現在)、ペットボトルビールへの賛否を問うWeb投票(1249名が参加:9月30日現在)、「CSR失格大賞」の授与、賛同団体の募集などの活動を続け、ペットボトルビールの発売見合わせを訴えてきました。

グリーンピース・ジャパンの有害物質問題担当の佐藤潤一は

「“当面”見直しということに不満もあるが、今回のアサヒビールの決定を歓迎する。ごみを無責任に作る企業にうんざりしている市民の力が企業を動かした。他の企業も、環境意識の高い市民の目にさらされていることを忘れないでほしい」と述べています。

関連URL:

グリーンピース・ジャパン 「ペットボトルビールはまずいでしょ!」キャンペーンサイト

グリーンピース・ジャパン ゼロ・ウェイストキャンペーンサイト

アサヒビールからの見合わせについての回答(9/30)

アサヒビールのニュースリリース