世界中で、多くの都市や国がLGBTQIA+のプライドを祝っています。各地で開催されるプライドは、それぞれ異なる歴史を持っています。しかし、どのプライドも、そのお祝いの根底には、不平等や不当、家父長的で異性愛規範的なシステムに対する抗議があります。

Greenpeace at Pride Walk Amsterdam in 2021. © Greenpeace

LGBTQIA+の権利のための闘いは、社会的・人種的正義や男女平等のための闘いと同じように、気候変動運動と直接的なつながりをもっています。特に低所得者層、障がい者、人種的マイノリティなど社会的に軽視されてきたコミュニティは、気候危機の影響に最も苦しむ人々でもあります。グリーンピースは、すべての人に社会的正義があって初めて、緑豊かで平和な未来を手に入れることができると信じています。

Pride Parade in 2022. © Greenpeace

LGBTQIA+として成長する、LGBTQIA+に該当するということは、住んでいる場所によって全く異なる体験になる可能性があります。しかし、法律で権利が守られている国であろうと、生活が脅かされるような場所であろうと、LGBTQIA+の人たちはコミュニティを見つけ、互いに支え合うことができることに誇りを感じています。そして、グリーンピースでは、コミュニティをサポートし、プライド、すなわち「愛」を受け入れることができることを嬉しく思っています。

Greenpeace at Tokyo Rainbow Pride in 2022. © Greenpeace
Greenpeace at Taipei Pride Parade in 2022. © Greenpeace

2018年からグリーンピースは、LGBTQIA+の運動への連帯を示し、その多様性を促進するために、世界各地のプライドイベントに参加しています。最初に参加したのは、オランダのアムステルダム・プライド・パレードでした。また、台北、ソウル、香港、そしてもちろん東京など、東アジアの都市のプライドイベントにも参加できたのは嬉しいことでした。

私たちは、プライドイベントへの参加を通じて、正義の追求に国境は関係ないことをより確信しています。正義の追求には、すべての人の団結が必要なのです。私たちが必要とする緑豊かで公正な未来はすべての人に関わるものだからこそ、グリーンピースはこれからもプライドに参加し、世界中のLGBTQA+コミュニティと一緒に戦い続けます。ぜひあなたも参加してください!

Greenpeace at Seoul Queer Culture Festival in 2022. © Greenpeace

プライドフェスティバル&プライドパレード@代々木公園
PRIDE FESTIVAL


4月22日・23日(土・日)
11:00-18:00
※パレードは4/23(日)