お魚スーパーマーケットランキング 6
2016年に国内大手の小売業15社を対象とした「魚介類の持続可能な調達調査」を実施し、その結果を評価する『お魚スーパーマーケットランキング6』のブリーフィング資料です。
今回で6回目の発表となる本ランキングは小売業の持続可能な調達を促進すること、消費者への意識啓発を目的とし2011年から毎年実施しています。
本調査は、メーカーから小売までを含めたツナ缶のサプライチェーン全体に持続可能で社会的責任のある調達を促し、日本国内にサステナブル・シーフードの普及を目指しています。
<ランキングの主な結果>
● 1位イオン(76.36点)、2位コープネット事業連合 (50.05点)、3位西友 (49.79点)
前回に引き続きイオンが首位。今回初参加のコープネット事業連合が2位にランクイン。
●下位:9位イズミ/ライフ (5.71点)、11位マルエツ(5.36点)、12位ヤオコー (2.86点)
イズミヤ、バロー、フジは参加辞退のため回答なし。取り組みの実態は不明。
●12社のうち9社(75%)が明文化された調達方針を持っていない
「調達方針」は持続可能な調達における根幹にも関わらず、明文化されていない。
●12社すべての企業が、絶滅危惧種のヨーロッパウナギを取り扱わないと回答
絶滅危惧種の太平洋クロマグロ、大西洋クロマグロを取り扱わないのはコープネット事業連合のみ。
※上記点数はグリーンピース・ジャパン独自の指標により算出