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捕鯨母船、日新丸でまた死亡事故

ご冥福をお祈りいたします

5日の午前11時半ごろに、北西太平洋で捕鯨を行っていた日新丸の乗組員の一人が資材運搬用昇降機に頭部を挟まれて亡くなったとのことです。


(写真は日新丸の作業の様子。箱詰めされているのは「調査」という名目で捕獲された鯨の肉。今回の事故とは関係ありません)

時事通信
スポーツニッポン

心からご冥福をお祈りいたします。

この捕鯨母船の日新丸、「調査」を行っていると言いますが、実際には鯨肉の加工船です。この船上で、鯨の解体、販売用の箱詰め、冷凍まで行います。今回の事故もこの加工作業中に起こったと考えられます。

さらに、この船の上での死亡事故は今回で4件目。つい昨年、南極海上で火災を起こして一人の方がなくなった事故が起こったばかりです。

捕鯨への考え方の違いを超えたとして、まずはこの作業船の労働環境、そしてこの船舶の管理会社である共同船舶の管理体制の見直しが早急に必要ではないでしょうか?

日新丸が2月に火災を起こした際のグリーンピースの救援活動のビデオ