2005年にグリーランドの西の沖合1キロで撮影された氷山です。
当時から、グリーンピースは気候危機の影響を受けているこのエリアの調査を行っていました。© Greenpeace / Nick Cobbing

北極海の氷の上のセイウチ。2019年。
グリーンピースは北極圏の生態系への気候変動の影響の調査を続けています。© Greenpeace / Denis Sinyakov

ノルウェー、北極圏の北極熊の足跡。
2019年、グリーンピースはほぼ1年かけて、北極から南極までを航海し、気候変動や乱獲、プラスチック汚染や海中採掘の環境への影響を調査してきました。
2030年までに世界の海の3分の1を海洋保護区にすることを目指しているためです。© Christian Åslund / Greenpeace

ノルウェーの北極圏、水から顔を出してひと休みしているホッキョクグマ。
一生のほとんどを氷の上で暮らすホッキョクグマは、気候変動の影響をもろに受けています。
ホッキョクグマだけではありません。このエリアに暮らす生きもの全体の生態系が悪影響を受けているのです。
気候変動ばかりでなく、氷が溶けるにしたがって、石油採掘業者や漁業者が手つかずの天然資源をめがけて押し寄せてきています。
こうした開発も、生態系に深刻な影響を及ぼしています。© Rasmus Törnqvist / Greenpeace

ロシアの北極圏、先住民族・ネネトの少女。 ネネトの人々は漁業で生計を立てています。
永久凍土の上に住む彼らは、気候変動による大きな影響を受けています。© Will Rose / Greenpeace

2011年、ケアン・エナジー社の深海採掘施設。当時北極圏で唯一の施設でした。
この地域の非常に厳しい自然環境下での海底採掘は危険を伴い、常に事故のリスクと隣り合わせです。
事故が起きたら、この地域の生態系は大きな悪影響を受けることになります。© Steve Morgan / Greenpeace

グリーンランドの「溶岩湖」。
グリーンピースと科学者は、北極圏が気候変動から受ける影響を調査しています。
この調査のためのグリーンピースの活動船・アークティックサンライズの航海は、2カ月に及びます。© Nick Cobbing / Greenpeace

2019年撮影。地球温暖化で北極の氷が溶けています。太陽光を反射する北極の氷が溶けると、周囲の海が太陽光を吸収し温かくなり、結果として地球の気温が上がります。
グリーンピースは北極の氷の状態を調査しています。© Daniel Beltrá / Greenpeace

2019年、ノルウェーとグリーンランドの間の北極圏で雪と氷の調査をする科学者。
彼らは気候変動による北極圏の氷の状態と生態系の変化を調査しています。© Christian Åslund / Greenpeace

2016年、ノルウェーの北極圏の島・クビトーヤの海岸にて。
ホッキョクグマは夏の間、氷から島に移ることがあります。主に氷の海でエサをとるホッキョクグマですが、陸上での狩りがうまくいかなければ危機に陥ります。すなわち、北極の夏が「長く」なれば、彼らのリスクはより高くなります。© Nick Cobbing / Greenpeace

ノルウェー、北極圏の島のホッキョクギツネ。
雪原で狩りをする北極圏の肉食獣は、地球温暖化の影響をより強く受けています。雪や氷のない季節が長く続くということは、彼らの狩りのベストシーズンが短くなることを意味します。© Denis Sinyakov / Greenpeace

気候危機を解決するために、いま、あなたのサポートが必要です

自家用車よりも公共交通機関を利用したり、肉よりも野菜を多く食べたり、節電したり、わたしたちは日常生活の中で気候変動問題のためにできることがたくさんあります。

友だちや家族とこの問題について話しあったり、関心を持ってくれる人をひとりでも増やすことも大切です。それは政府や企業が気候変動問題解決のために方針を変えるための、大きな力になりえます。

世界は生命の共同体です。海も森も大気でさえも、わたしたちの命と深く結びついています。

グリーンピース は半世紀近くにわたって環境問題にとりくんできましたが、いまも、地球は危機にさらされています。

いますぐ、あなたの力が必要です。

あなたのサポートが、グリーンピースの地球規模での環境保護活動をより強く支えます。

生きものたちにとって安全な地球は、わたしたち人間にとっても、安心して暮らせる地球です。

そんなやさしい未来のために、あなたの力を、いま、貸してください。