レポート『30×30: 海洋保護の未来図』エグゼクティブ サマリーの日本語版です。

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レポートの要旨:気候変動と野生生物保護の鍵を握る「公海の3分の1以上の保護」

どこの国にも属さない公海は、地球の表面の43%を占める広大な空間で、豊かで多様な生命にあふれています。公海に生息する海洋生物は、水面で炭素を吸収し、海底深くに貯蔵する役割を担っています。この働きがなければ、私たちの大気中の二酸化炭素濃度は今より50%も高くなり、世界はもはや生存できないほどの高温に見舞われます。

 

本レポートは、英国のヨーク大学オックスフォード大学、グリーンピースによる1年に及ぶ共同調査で、人間活動の直接的な影響を受けない地球規模の海洋保護区ネットワークとはどのような姿なのか、何百通りものシナリオを作成しました。調査結果は、ネットワークの構築は十分に実現可能で、必要なのは政治的意思であると指摘します。

 

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