第5回目調査


© Noriko Hayashi / Greenpeace


 
福島第一原子力発電所から飛散している、放射性物質と放射線量の実態調査を行うために結成した放射線調査チームが、2011年8月6日、17日、18日、19日に行った、第5回目調査報告です。 調査の結果グリーンピースは、「日本政府は福島の人々に『避難の権利』を認め、希望者には避難費用の補償、住宅の提供などの公的支援をするべき。」「特に子どもは、除染が完了し、安全が確認されるまで、疎開、もしくは避難させることを求める。」「政府は、子どもの被ばくを学校の内外合わせてトータルで責任を持つべき。」として、政府に要請書を提出しました。
 

調査の目的

 

調査の日程

2011年8月6日、17日、18日、19日
 

調査場所・範囲

 


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福島県福島市内の保育施設2カ所、高等学校1カ所。福島市内64カ所の大気中の放射線量

 

調査対象と内容

 


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調査結果

 


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その他

 


© Noriko Hayashi / Greenpeace

ウクライナ出身でグリーンピース・エクセター研究所 主任研究員イリーナ・ラブンスカを囲んで、2011年8月20日「チェルノブイリから学ぶ」を福島市内で開催。

事故から25年がたった、2011年3月にチェルノブイリ周辺の食べ物調査を行った結果、今でもウクライナの基準値以上の汚染が見られたことを報告。

プレゼンテーション資料「チェルノブイリ事故から25年 いまだに懸念される食べ物への影響」 >>
 

調査で使用した基準の放射線測定機材

ガンマ線スペクトロメーター(Georadis社製RT-30)

 

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