先進国に住み、多くの二酸化炭素を排出している私たち。
気候危機と不平等という、この大きな問題にどう向き合っていけばよいでしょうか。
現地にNGO代表のオブザーバーとして参加したグリーンピース・ジャパンスタッフから話を聞き、みんなで一緒に考えたいと思います。

【イベント詳細】

「COP27 報告会〜 現地参加したNGOスタッフと対話する」
日時:2022年12月8日(木)20:00〜21:30
開催方法:オンライン(Zoom)
参加費:無料(寄付つきチケットあり)

主催:気候Switch国際環境NGO グリーンピース・ジャパン共催

お申込み:Peatix からお申込みください。

※参加のためのZOOMリンクは、当日までにメール(Peatix経由)およびPeatixページ上でお知らせいたします。


COP27とは?

COPとは、Conference of Parties(締約国会議)の略で、1992年にまとめられた国連気候変動枠組条約の締約国会議のことを指し、地球温暖化に対する具体的政策を定期的に議論する会合です。

前回のCOP26は、2021年11月にスコットランドのグラスゴーで開催され、約200カ国から指導者と代表者が集まりました。 今回のCOP27が開催されるエジプトのあるアフリカ大陸は、気候変動に脆弱な地域です。アフリカは、気候変動の原因となる温室効果ガスの排出量が他国に比べて少ないにも関わらず、熱波、干ばつ、洪水など気候変動が原因で深刻な損害を被っています。

そのため、議長国のエジプトは、気候変動の危機に直面するアフリカ諸国の人々の暮らしを守るため、「食の安全保障」をアフリカの適応の重要課題の一つと捉えており、今回はそのための資金調達などの議論に注目が集まりました。

ある意味、気候正義や公正な移行が一つの論点となった会議だったと言えるかも知れません。

先進国に住み、多くの二酸化炭素を排出している私たち。
この問題にどう向き合っていけばよいでしょうか。
現地にNGO代表のオブザーバーとして参加したグリーンピース・ジャパンスタッフから話を聞き、みんなで一緒に考えたいと思います。

(このような国際会議への参加や、市民の声を伝え国際条約やルールに反映させるために行っているロビー活動、国際会議の内容をNGOの立場として広く国内に情報発信していく活動など、すべてグリーンピースの活動は一人一人の個人からの寄付でまかなわれています。)

当日の流れ(予定:変更の可能性があります)

19:55 開場
20:00 オープニング/趣旨説明/登壇者の紹介
20:05 「COP27現地に参加して」(仮)(グリーンピース・ジャパン 小池宏隆)
20:35 ブレイクアウトセッション 
20:45 Q&A 
21:15 ブレイクアウトセッション
21:25 クロージング
21:30 終了
*参加のためのZoomリンクは、当日までにメール(Peatix経由)及びPeatixページ上でお知らせいたします。


登壇者紹介

小池宏隆さん
グリーンピース・ジャパン シニア・キャンペーン渉外担当。
これまでの国連やシンクタンクでの経験を活かして、日本の制度を変えていくことを通じて社会構造の変化を加速させるため、政治家や省庁、関連ビジネスとのエンゲージメントを行なっている。気候変動などの症状の根幹には現在の社会構造があるので、そこを変えるために何ができるか日々奮闘。趣味は街歩き、美味しいもの、そしてスキー。

江上広行さん
株式会社URUU 代表取締役、グロービス経営大学院 専任教授、JPBV「価値を大切にする金融実践者の会」代表理事。
地方銀行、システム開発会社を経て2018年9月株式会社URUUを設立。2015年よりグロービス経営大学院の講師として組織開発やリーダーシップなどのクラスで教鞭をとる。2018年12月、日本における持続可能な金融ビジネスモデルを実現することを目的にJPBV「価値を大切にする金融実践者の会」を仲間と共に設立。著書に『対話する銀行―現場のリーダーが描く未来の金融』 (一般社団法人 金融財政事情研究会発行、2017年)、『誇りある金融~バリュー・ベース・バンキングの核心』(近代セールス社発行、共著、2020年)などがある。趣味はサッカー観戦。

桑原香苗さん
プロセスワーク(プロセス指向心理学)をベースに、システム思考、U理論&SPT、意識の発達理論などを取り入れ、人と組織と地球が心身ともに本来持つ可能性を十全に生きることの支援として、個人&カップルのカウンセリング&コーチング、葛藤ファシリテーションのトレーニング、教育・気候危機・コレクティブトラウマなど社会課題への取り組み、人材開発&組織の自己組織化コンサルティングなどを行う。(有)フィールドシフト代表取締役、(合)ネクストリームズ共同代表。早稲田大学文学修士。プロセスワーク修士。


主催者情報
▶︎ 気候Switch:私たちは、気候危機に向き合うアクションを対話を通して生み出すチェンジ・エージェントの集まりです。私たちは、それぞれ多様な立場や考え方を持ち、互いの考えが異なる場合に深く真摯に対話するという一点を共有しています。私たちは、気候危機を引き起こしている当事者としての責任を引き受けます。そして、私たちや私たちの所属する組織が気候危機を加速する方向で動いている場合、気候Switchでの活動は私たちや組織の責任を軽減・相殺するものではありません。

▶︎ グリーンピース・ジャパン:グリーンピースの活動は、独立性をまもるため政府や企業から財政的支援を受けず、すべての活動が個人のご寄付で支えられています。ご寄付は地球規模で進む気候変動やプラスチックの海洋汚染の解決を目指した、グリーンピース・ジャパンの活動費として充させていただきます。ご寄付によって成し遂げたこれまでの成果は、こちらをご覧ください。
【お知らせ】
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*ご登録の際にご希望の方には、今後グリーンピース・ジャパンから気候変動や環境問題に関するメールマガジンなどをお送りいたします。(登録を希望されない方には送られません)

【国際環境NGOグリーンピースについて】
グリーンピースは、 地球規模で起こる環境問題の解決に向けて、 世界55か国の国と地域にあるオフィスと連携し、 活動を続けている国際環境NGOです。活動の独立性をまもるため政府や企業から財政的支援を受けず、すべての活動が個人のご寄付で支えられています。
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