地球温暖化や生物多様性の消失、土地の劣化や森林破壊、プラスチックごみによる汚染や海洋酸性化など地球環境の破壊が進む一方、相互に関連する諸問題を的確に理解することが、どんどん難しくなる状況にあります。

そんな中で、官製情報に偏らない最新の情報を共有し、環境問題に関する報道の質や市民による環境保護運動の効果を高めることを目指して、新たな勉強会を立ち上げました。国際環境保護団体・グリーンピース・ジャパンと民間団体「国際環境・開発情報研究所(IIIED:代表・共同通信社編集委員・井田徹治)」の共催です。

各回、個別のテーマを決め、主催者側からの情報提供に加え、国内外の専門家をゲストに招いて最新の研究成果や世界の動向などを紹介して頂くという形を取ります。

第12回となる今回は、この7月1日でレジ袋の有料化から1年になるのを前に「プラスチック汚染に立ち向かうために~脱プラスチック、そして脱炭素社会へ」として日本初のレジ袋禁止条例を制定した京都府亀岡市のアドバイザーも務めた大阪商業大学の原田禎夫・准教授をお招きしてご講演を頂きます。

使い捨てプラスチック削減の第一歩であるレジ袋有料化政策への評価、代替品などの問題点、使い捨てプラスチック削減のためにこれからの日本に求められるものや地方自治体の役割などを語って頂くことにしています。依然として深刻なプラスチック汚染対策の取り組みに関して、現場の経験などを含めてお考えなどを伺える貴重な機会です。

環境問題に関する報道関係者とNGO関係者を主な対象とした会ですが、この問題にご関心のある他の分野からの参加も歓迎いたします。各方面でご活躍のお忙しいゲストの話を伺うことができる貴重な機会ですので、ふるってご参加ください。

今回は過去3回に続き、オンラインでのリモート会合となります。どこからでも参加可能ですが、事前登録が必須です。下記の要領で6月29日18時までに登録をお願いします。

関連ホームページ:亀岡市の条例

 <CEF第12回会合>
テーマ:プラスチック汚染に立ち向かうために ~脱プラスチック、そして脱炭素社会へ
ゲスト:大阪商業大学公共学部准教授 原田禎夫氏
日時:2021年6月30日(水) 18:00~20:30
※ZOOMによるオンライン形式です

参加費:無料 
参加登録:事前にこちらのURLより参加登録をお願いします。登録者には勉強会前にリンクをメールで送りします。 

お問い合わせ:国際環境NGOグリーンピース・ジャパン 城野・川瀬 [email protected]