「僕たちにも、できることがある」

こんにちは。インターンの横山千夏です。

今回は、10月23日〜25日に開催したオンラインイベント「テレシカル文化祭」を振り返ろうと思います。

テレシカル文化祭は、環境問題に関心のある学生がオンラインで学んだり、つながったり、「何かしたい」と思っている方が一歩踏み出せるような機会になればと思い、開催しました。

新型コロナウイルス感染症の影響で、大学生はいまだに学校に通えていません。難しい状況ですが、、学生自身が環境アクションを通してよりよい社会のためにできることを発見したり、「僕たちにもできることがある」と、行動や考えが変わるきっかけとなるような場を、私たちは提供したいと思っています。

テレシカル文化祭の企画内容

1、インスタグラム投稿で気軽に参加

インスタグラムの投稿で気軽に参加できるコンテンツをつくりました。

企画と参加者の投稿を、いくつかご紹介します。 

①海画コンテスト

海に関する環境問題(プラスチックごみ・汚染・海面上昇など)について、メッセージ性のあるイラストを、「#海画コンテスト」をつけて投稿する企画です。

②青空選手権

お気に入りのの青空の写真を、「#青空選手権」をつけて投稿する企画です。

③ムダにグッバイ

自宅にあるユニークでサステナブルなもの(マイボトル・マイバックなど)  や、生活の中で工夫していることを、「#ムダにグッバイ」をつけて投稿する企画です。

マイベジレシピ

自宅で簡単に作れるベジ料理の完成写真と作り方を、「#マイベジレシピ」をつけて投稿する企画です。

結果は、全コンテンツ合わせて投稿数が23と、期待していたよりは少なかったのですが、参加してくれた方がいたこと自体がとても嬉しかったです。今後、同様の企画を行う際は、もっとたくさんの方に参加してもらえるように工夫したいと思います。

下記のリンクからも、受賞投稿を見ることができます。

>>プラフリー大学 (@plasticfreedaigaku) 

2、ライブ配信で活動やつながりを紹介 

文化祭1〜2日目は、ライブ配信を行いました。

他の学生コミュニティと初めてコラボ(協働)する機会となり、とても良かったです。

➀オープニングインスタライブ「一歩踏み出す君へ」

ゲストにFridays For Future Saitama/Scial Actの堺大輔さんをお迎えして、環境問題に対してアクションをしている大学生の取り組みを紹介したり、実際に活動を始めた学生ならではの悩みや経験談などについてお話しました。

配信のアーカイブはこちらからご覧いただけます。

②オンラインお茶会withマイボトル(Youtubeライブ)

プラフリー大学のメンバーお気に入りの、マイボトルやドリンクを紹介しました。ドリンクを飲みながら、テレシカル文化祭の企画背景についてお話をしました。

配信のアーカイブはこちらからご覧いただけます。

3、「はたらく×エコロジー=?」企業の方とトークイベント

最終日の目玉イベントが、企業の方をゲストにお呼びしたオンライントークイベント「はたらく×エコロジー=?」です。

社会人になっても何らかの形で環境問題に関わりたいけど、どうしたら良いかわからない、あまり情報がない、といった悩みや不安を抱えている学生に向けて、企業の事例や先輩の経験談を紹介しました。学生にとって、「働く×環境」についてヒントを得られる機会となりました。

前半は、ゲストに株式会社大川印刷(以下、大川印刷)代表取締社長 大川哲郎さんをお迎えし、大川印刷の特徴である「環境印刷」についてや、気候変動に対する取り組みなどをお伺いしました。

後半は、ゲストにみんな電力株式会社 長島遼大さん、大川印刷 宮﨑紗矢香さんを迎え、参加した学生からの、「働く×環境」に関する様々な質問に答えていただきました。グリーンピース・ジャパンからも、プラスチック問題担当の渡邊睦美が登壇しました。

4、参加した学生からのメッセージ

トークイベント終了後に、参加者の皆さんから頂いた感想の一部をご紹介します。

「一人一人の登壇者の方のライフストーリーをお聞きできて、親近感が湧きました。自分も小さな変化を作り出す変化創造型の人になれるように頑張ります!

「今まで仕事と環境問題を繋げて考えたこともなかったので、今回色々な企業や取り組み・考え方があるのだと知れた事がありがたかったですし、勉強になりました。」

「(一部略)これまでは、やはり新卒は大手などの研修が充実しているところに入ったほうがいいのかな、と思っていましたが、自分が学んできたことや、自分だからこそできることを新卒から企業に発信していけるようなところに行きたいな、と思いました。就活は企業に選ばれに行くのではなく自分が選びに行く、というスタンスで、自分のやりたいことを妥協せずに活躍できる場所を見つけたいなと思います。」

「はたらく×エコロジー=?」イベントの集合写真

「私にもできることがある」

 プラフリー大学チームにとって、このような大きい規模のイベントを開催することは、初めての試みでした。メンバーとは何度もミーティングを重ね、お互いの意見を出し合いながら企画してきました。環境問題に対して一歩踏み出すきっかけになるようなイベントにすることは、難しい部分もありましたが、仲間と一緒に考える時間はとても楽しく充実した時間でした。

参加した方の感想から、テレシカル文化祭を一歩踏み出すきっかけにして欲しいという想いが届いていると実感することができました。特別な才能があるわけではない普通の大学生の私にもできることがある、と実感できる機会でした。私にとって、テレシカル文化祭は大きな一歩となりました。

できることはたくさんあり、どんなに小さな一歩でも、意味があります。  

最初は小さな一歩に感じるかもしれませんが、振り返った時に、それはとても大きな一歩だったと実感します。

みなさんも、私たちと一緒に一歩踏み出してみませんか?

全国の大学生のみなさんにも、できることがあります

今回主催したプラフリー大学チームなど、グリーンピース・ジャパンには多様なボランティア活動があります。ボランティア登録した方には、環境ニュースやイベント情報・ボランティア募集情報を、メールまたはLINEでお届けします。


皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしています。

ボランティアエンゲージメントインターン 横山千夏