地球温暖化や生物多様性の消失、土地の劣化や森林破壊、プラスチックごみによる汚染や海洋酸性化など地球環境の破壊が進む一方、相互に関連する諸問題を的確に理解することが、どんどん難しくなる状況にあります。

そんな中で、2018年10月、官製情報に偏らない最新の情報を共有し、環境問題に関する報道の質や市民による環境保護運動の効果を高めることを目指して、新たな勉強会を立ち上げました。国際環境保護団体・グリーンピース・ジャパンと民間団体「国際環境・開発情報研究所(IIIED:代表・共同通信社編集委員・井田徹治)」の共催です。

各回、個別のテーマを決め、主催者側からの情報提供に加え、国内外の専門家をゲストに招いて最新の研究成果や世界の動向などを紹介して頂くという形を取ります。

第10回となる今回は「マイクロプラスチック汚染研究の最前線」と題して、第1回のCEFにご登壇頂いた高田秀重東京農工大教授を再度、お招きしてご講演を頂きます。

使い捨てプラスチックごみなどから発生するマイクロプラスチックの汚染は地球規模で広がり、製品の中に使われているさまざまな有害化学物質の運び屋になっていることが分かってきました。その結果、生物や人間の健康への悪影響も指摘されています。各国で研究が進むマイクロプラスチックの汚染に関するご自身の研究成果や海外の研究の現状などについて詳しいお話しを伺える貴重な機会です。
 
環境問題に関する報道関係者とNGO関係者を主な対象とした会ですが、この問題にご関心のある他の分野からの参加も歓迎いたします。各方面でご活躍のお忙しいゲストの話を伺うことができる貴重な機会ですので、ふるってご参加ください。

今回はオンラインでのリモート会合となります。どこからでも参加可能ですが、事前登録が必須です。下記の要領で、12月11日までに登録をお願いします。

<CEF第10回会合>
テーマ   「マイクロプラスチック汚染研究の最前線」
ゲスト    東京農工大・高田秀重教授
日時     2020年12月14日(月) 18:00~20:30  ※ZOOMによるオンライン形式です
参加費    無料 
参加登録   事前にこちらのページより参加登録をお願いします。登録者には事前に参加方法をメールでお送りします。 
申込み締切 12月11日(金)午後6時
*参加方法はメールアドレスにご連絡しますので、必ずお間違いのないようご記入ください。

関連ホームページ:
http://web.tuat.ac.jp/~gaia/Index.html
http://pelletwatch.jp/

        
お問い合わせ: 
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン 川瀬、城野 [email protected]