こんにちは。グリーンピース・ジャパン ファンドレイジング部の出口です。

座談会は参加者で写真撮影をしました!

4月23日(木)、グリーンピース・ジャパンを寄付によって支えてくださっているサポーターさん達と「今できる環境アクション」座談会を開催しました!

新型コロナウイルスで不安になりがちな今、普段お世話になっているサポーターさんにできることはないかと考え企画した、初のオンライン座談会。当日は15名の方にご参加いただき、全員の方から「また参加したい!」とご要望があったり、40代男性サポーターさんからは「とても有意義な時間」だったとのお言葉もいただくほど、大盛況で終えることができました!

その様子を今回はお伝えしてゆきます。

多様なサポーターさんたち

座談会はZOOM上で開催され、開始の30分前から続々と事前に申し込みしてくださった方がお集まりいただきました。中には今回で初めてZOOMを使ったという方も!

スタッフも適宜使い方などはフォローをさせていただきつつ、参加者のみなさんにご挨拶や全体の流れをご説明させていただきました。

そしてせっかくの機会なので横のつながりももつ機会にするため、開催後もサポーターさんたちで自主的に集まりやすいように今回は地域別に分科会を設けました。

それぞれ3〜6人の分科会で、テーマである「今できる環境アクション」について話し合い、全体でどんな話だったかをシェアし合いました。

ご参加いただいた地域は全国様々な地域から、なんと香港からご参加いただいた方もいらっしゃいました。年齢も幅広く、改めて様々な方がグリーンピース・ジャパンをご支援してくださっていることを実感しました。

外出自粛の中での過ごし方

まず今の外出自粛期間での過ごし方を、地域ごとの分科会に分かれてから伺ってみました。

状況も様々で、新型コロナウイルスの影響で3月は全く仕事がなくなってしまった方、医療現場の最前線で患者さんと日々接する方、趣味の集まりに行けなくなった方、中には昨日から在宅勤務になったという方も!

こうした影響がある中で、オンラインヨガをやってみた、LINEグループを作って今後どうしてゆくか話し合ってる、新しいビジネスモデルを模索している、新しいことへの勉強時間に充てているなど、それぞれ変化に対応しようと努力されていることも、お話の中から垣間見えました。

今だからできる「環境アクション」

次に、座談会テーマでもある環境にできることのアイデアをみなさんに共有いただきました。

様々な話のあった中でも、特に「食」にまつわるトピックが多く出たことが印象的でした。

家にいる時間が長いことで、いつもより料理する機会も増えました。

地産地消を考えてミニトマトの栽培を始めた、再生野菜として豆苗などを繰り返し育てている、食品ロスを減らそうとしている、電気の使用時間を何時から何時と決めて守る、休めない業種の方ではマイ箸やマイボトルを持ち歩いているなど、今すぐにでも真似できそうなアイデアをいただきました。

中にはご自分で果樹園や養鶏をやっているというツワモノも…!

またグリーンピースのサポーターさんらしく、原発事故の汚染水に関する署名集めをオンラインで始めた方、写真で抗議してオンライン上で集めて公表するアクションなど、この状況に負けることなく社会を変えようと自ら行動していらっしゃる方も。

みなさんの環境を愛する気持ちや行動する力強さに、スタッフも勇気づけられました。

昨年ボランティアやサポーター達で行ったビーチクリーン

座談会を終えて

それぞれの分科会を終えてから全体へ改めて感想をお伺いすると、また座談会に参加したい!となんと参加者全員からのフィードバックをいただきました。

普段寄付をしているけど、スタッフと話したのは初めて!といったお声も多く聞かれました。実は私たちスタッフも、普段から応援してくださっているサポーターさんたちのお顔を拝見する機会はあまりないので、直接お話できてとても貴重な機会となりました。

先の見えない状況でも、こうして人とつながることでお互いに励まし合い、環境について話すことで、長いスパンで見れば確実に前進できることを感じられた座談会でした。

普段の会話の中で、環境について気軽に話せる機会は意外と少ないもの。みなさんの話す意欲から、サポーターさん達の環境に対する熱意が伝わってきました。今後もまたこうした場は継続してつくっていく予定です。ちなみにまだグリーンピースのサポーターではない方は、こちらから月々決まったご寄付をいただく寄付サポーターにお申込みいただけます。

月々1,500円の寄付サポーターをはじめる

グリーンピース・ジャパンのスタッフも今は全員在宅勤務になっておりますが、今の状況に負けることなく、そしてこうしている間も進む環境問題の解決へ向けて引き続き取り組んでいます。こうした取り組みも積極的に行ってゆきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めて、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

テレファンドレイジングオフィサー 出口まきこ