職場、学校、街中そして電車やバスなど、日々の生活の中で私たちが様々なウイルスにさらされるのは避けられないことです。だから、私たち自身や大切な人たちを守るためには、家庭での感染予防が必須！でもそれによって不必要なゴミが大量に出てしまうのも良い気持ちはしないですよね…。有害な化学物質を含む洗浄剤を使ってしまう場合もあります。
環境への影響を少なくするために、帰宅後に私たちができることを考えてみましょう！
1. 水道を出しっぱなしにしないで固形石けんを使って20~30秒手を洗う
20〜30秒間手を洗うことは重要ですが、その間蛇口をずっと流しっぱなしにする必要はありません。手を濡らしたら蛇口を閉めて、石けんを使って、手のひら、手の甲、指の隙間、指の裏、親指、指先、手首を洗っていきます。すすぎの時間になってから水を流しましょう。20秒間蛇口の水を出しっぱなしにすると…なんと約2リットルもの水が無駄になってしまいます！
facebookで見つけたこの動画、手をしっかり洗う重要性がわかりますよ！
石けんを新しく用意するなら、使い捨てプラスチック包装のない固形石けんを選びましょう。固形石けんでも液体石けんでも、除菌効果に違いはありません。石けんに細菌が残ってしまっても、手を殺菌するという石けんの効果には影響がないという研究結果が繰り返し出ているそうです。
参考：Appliance of Science: Which is better, liquid soap or a bar of soap?
2. スマホを除菌する 使い捨て除菌シートはプラスチック製が多いので避ける
SARSのようなウイルスに関する研究により、物の表面に付着した細菌は、その材質、気温、湿度に応じて、数時間から数日間に渡って生き延びることが分かっています。身近にあるスマホなどの機器を定期的に綺麗にしておくことが大切です。
IT機器愛好家によれば、今の携帯電話の大半は耐性があるので、画面を拭く際もアルコールが使えます。通常プラスチックを含んでいる使い捨てのクロス等を使う必要はありません。参考：スマホを消毒するには
もう1つの選択肢として技術者の間で好まれているのは、電子機器やその表面用の紫外線殺菌装置（個人向け）。ですがグリーンピース・ジャパンのIT担当によると、この装置で効き目のある製品は安価ではないとのことです。
こちらもおすすめ：手作りの消毒液を作る方法
3. ぬれタオルを吊るして湿度アップ 窓を開けて換気
空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御機能が弱ってしまいます。感染症対策には湿度のアップが大切。加湿器を使わなくても、タオルを濡らしてかけておけば、加湿効果があります。濡れタオルを使うポイントは、大きなタオルを使うこと、そして自分の近くに置くことだそうです。
4. マイボトルで水分補給
水分補給は体を健康に保つためにも大切なので、マイボトルに水を入れて出かけましょう。感染症対策で、店内用マグカップを廃止したり、マイタンブラーの持ち込みを断ったりするカフェが出てきました。自宅で入れたコーヒーや紅茶をタンブラーに入れて持ち歩けば、外出先でも飲みたいものを楽しめますね。
5. オーガニックの野菜を使ったバランスのとれた食事で免疫力アップ
管理栄養士によれば、オーガニックの野菜は免疫にもよいそうです。オーガニックの給食を提供するこちらの保育園では、インフルエンザが流行っても子どもたちの間で広がりにくかったと言います。
オーガニックの野菜を選んで、バランスのとれた食事を心がけましょう。化学農薬に頼らないオーガニックの野菜を増やせば、農薬の被害を受けるミツバチなどの生きものや、水や土を守ることにもつながります。
エコで健康的な習慣を広めよう
家族や一緒に暮らすすべての人がこんな予防措置をとることも重要です。離れて暮らす家族や友人に伝えるのも大切。みんなの習慣にすれば実践しやすいかもしれません。まずはこのブログをシェアしてみませんか？
今回の新型コロナウィルスの危機は、私たちの日常生活における行動に、もっと意識的になる必要性を教えてくれています。自宅における上記の予防措置以外にも、人混みを避ける、家の中を清潔に保つ（特に頻繁に触れるものの表面）など、実践できるでしょう。
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