こんにちは、グリーンピース・ジャパンの沖縄プロジェクトリーダーの石井です。

12月14日深夜、沖縄県名護市安部沿岸に、オスプレイが墜落しました。一部メディアでは「不時着」「着水」と報道されていますが、機体は大破。事故当日は、厳戒態勢だったそうです。

オスプレイ墜落は「返還式典」の化けの皮を剥がす

安全性が懸念されていたオスプレイ。沖縄の人々の恐れが現実になるかたちで、今回事故が起きてしまいました。墜落した安部(あぶ)は小さな集落で、人々の暮らしがあります。当日、海に漁に出ていた人もいたと言います。

その一方、本島北部のやんばるの森では、6つのオスプレイパッドの建設が強行されています。 そして、今回の事故で不安を掻き立てれている沖縄の人々、集落がオスプレイパッドに囲われることになる東村高江住民の10年にわたるたたかいを踏みにじるように、22日には、「北部訓練場返還式典」が予定されています。いま日本政府は、矛盾の渦中のなかで、目を向けるべき現実を無視し、ただアメリカとの取り決めを遂行することに邁進しているようです。

このタイミングでのオスプレイ事故は、「沖縄の負担軽減」をうたう北部訓練場の返還の化けの皮をはがした、と言えます。

いま、私たちにできること

一人でも多くの人に、いま沖縄で起こっていることを知ってもらいたい。 「なんとか沖縄の海や森、そして人々の穏やかな暮らしをまもりたい」と願う人が、全国にいることを伝えたい。

そのために、facebookアカウントをお持ちなら、だれでもいますぐ世の中に伝えられる方法があります。 30秒あればできます。

(1)「投稿する」を押す

(2)下にあらわれるメニューから「チェックイン」を押して「高江」と入力、表示されるので選ぶ。(高江 とうった時点で選択肢が出ます)

※スマートフォンの場合、旗のマークで表示されている場合があります。投稿後は、沖縄県東村高江の地図が表示されているかご確認ください。

(3)投稿する際には、ぜひ高江の人々への応援メッセージを書いてください!

さらに、安倍首相のfacebookアカウント @安倍晋三 にメッセージ届けることができます。(こちらもヘリパッド建設をやめるようメッセージしてみてくださいね。

(4)できたら、ひとりでも多くの方に高江の活動に参加してもらうため*、以下の#(ハッシュタグ)も付けて投稿してください。

#高江にいます #StandWithTakae

日本中、世界中からたくさんの人がチェックインし、メッセージも送ることで、高江で森をまもっている人々をサポートしようという作戦です。

みんなでチェックインして、高江の人々を応援しよう!

*参考 もし現地に行ってみたいという方はこちらをご参照ください 「高江ヘリパッドいらない住民の会」作成の座り込みガイド「Voice of Takae」


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