こんにちは、グリーンピース・ジャパンの佐藤大尚(たいしょう)です。

今年の春に、原発広告を調べて本を出そう! とボランティアさんの呼びかけをしました。

新聞広告による原発洗脳が、いかに私たちの生活の中にとけ込み、どれだけ行われていたかを調べるため、春先に原発広告検索のボランティアを募集し、30人余の方々に参加して頂きました。

そして8月末まで約7か月間にもおよび、 国会図書館で過去の地方紙の原発広告を検索してもらい、 なんと、のべ130年分も調べ上げたのです!
その努力の集大成ともいえる本が遂に、9月30日に発売します。

原発広告と地方紙
出版:亜紀書房
定価:1800円
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784750514185

本の内容は、笑ってしまうほど滑稽なプロパガンダ広告の嵐!
それだけでも、今後の広告の見方を改めるキッカケになること必至です。

そして、最も特筆すべきなのは、今回参加されたボランティアの方々は、既に原発問題で活躍している団体に所属しているようなアクティビストではない、という点です。

今、このブログをお読みになっているあなたのように、「世の中何かが違う」と思っていて、環境保護団体の情報はたまには見ているけれど、 特にこれといった大きな行動はしていない。そんな、ごく一般的な方たちなのです。


広告を検索するボランティアさん ※国会図書館は撮影禁止の為画像はあくまでイメージです。

そんな著名人でもなんでもない普通の人が、時間の合間をぬって、脱原発のアクションをしたいという想いをボランティアという行動をしただけで、気付いたらご自身の名前が、 世の中の真実を暴くこの本の中に列挙されているのです!

「どうせ自分一人が騒いだところで原発問題は変わらないよ」
そんな空気すら感じる今のこの世の中で、有識者でも有名人でもない、みなさんにだって一石を投じることができるのです。

そこで今回、『原発広告2』発売カウントダウン企画として、検索に携わって頂いたボランティアさんにインタビューしました。

「カンキョーホゴダンタイのボランティアってなんか敷居高そう…」

「世の中のために何かしたい、でも、知識も浅い私がボランティアなんかできるのだろうか・・。」

つい、ボランティアの内容を知らない人はそう思ってしまいますよね。

なんで環境保護団体のボランティアに踏み出せたのか。
なにが7ヵ月もやる気をキープさせてくれたのか。
ぶっちゃけツラかったこと、など。

ボランティア活動の本音を、次回9月30日のブログでご紹介します。

何かが心にひっかかってくすぶっている方、必見です。

続きはこちら

●これまでの経緯
第1回原発広告トークイベント報告&第2回トークイベント告知
第2回トークイベント報告&原発広告検索ボランティア募集

●本を買う方はこちら
原発広告と地方紙

●グリーンピースのボランティアに関して
グリーンピース・ジャパン ボランティア募集

グリーンピース・ジャパン

ライターについて

グリーンピース・ジャパン
グリーンピースは、環境保護と平和を願う市民の立場で活動する国際環境NGOです。世界中の300万人以上の人々からの寄付に支えられ、企業や政府、一般の人々により良い代替策を求める活動を行っています。ぜひ私たちと一緒に、行動してください。

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