(写真:(c) Greenpeace/Greg McNevin)
こんにちは、気候変動・エネルギー担当の高田です。
巨大地震と津波が東日本を襲い、東京電力の福島第一原子力発電所が放射能漏れ事故を起こしてから3カ月を迎えようとする6月10日、1万6000筆以上の「原発やめて」という声を菅首相あてに政府に提出しました。
オンラインやFAX、郵送でご賛同いただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました。
みなさまからいただいた署名は、グリーンピース・インターナショナル事務局長のクミ・ナイドゥとグリーンピース・ジャパン事務局長の佐藤潤一が、大島一博内閣官房長官秘書官に手渡しました。
大島さんは、グリーンピースが福島第一原発周辺で実施した放射線調査が政府の調査を後押ししたとし、グリーンピースが自然エネルギー主流のエネルギー政策について書いたレポート「エネルギー[r]eボリューション」の改訂版を発行するときには、ぜひ参考にしたいと語りました。
またナイドゥが、自然エネルギー分野は経済的なインセンティブも十分にあるとして、日本のリーダーシップを期待すると伝えると、大島さんは、菅さんもグリーンイノベーションで日本が自然エネルギーのリーダーになるということを考えていると思います、と賛同してくれました。
菅さん、原発ではなく、エネルギー効率の徹底した改善と自然エネルギー利用の拡大を日本のエネルギー政策としてください。
そして、国会議員のみなさん、日本の新しいエネルギーの未来を、国民の代表として真剣に考えてください。政局よりも、生活を考えてください。
よろしくお願いします。