関西電力 大飯原発(福井県)の4号機が2013年9月に停止して以降、日本全国の原発48基が停止し続け「稼動原発ゼロ1年」を9月15日に迎えたことを受けて、ブリーフィングペーパー『日本全国で「稼動原発ゼロ1年」達成』を発表しました。

このブリーフィングペーパーでは、東京電力 福島第一原発事故前後における発電電力量の構成や二酸化炭素排出量等の推移を示すとともに、自然エネルギーの増加について説明しています。

2010年度から2013年度に発電量にして原発13基分の省エネ効果があり、また市民や企業が地域コミュニティを巻き込みながら、自然エネルギーの導入を牽引してきた結果、2013年度のみで原発3基分の電気が自然エネルギーで発電されたことなどを明らかにしています。

 

[主な内容]

– 原発ゼロ 1 年の日本が現実に
– 原発で発電していた電力、省エネと天然ガスで代替
– 省エネのチカラ 1.7 兆円、原発 13 基分
– 化石燃料購入費、増加分の 65%は円安・単価上昇が原因
– 発電方法ごとの燃料に関する比較 ―自然エネルギーが「国富流出」を防ぐ
– 二酸化炭素の排出量の推移に、原発停止前から目立った変化なし
– 増加する自然エネルギー ―2013 年度のみで原発3基分の発電
– 2 年足らずで、53 万カ所の「ミニ太陽光発電所」が誕生
– 歴史的な原発ゼロ1年、「自然エネルギー革命」を次のステージへとさらに加速する日に

>関連ブログ: 「祝! 原発ゼロ1年――あなたの疑問におこたえします」

▼こちらをクリックするとダウンロードできます(英語版はこちらから)

20140910nuke-zero_jp