国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都港区)と国際環境・開発情報研究所(IIIED、代表・井田徹治)は6月5日(水)午後6時より、環境問題勉強会「市民環境フォーラム(Civic Environment Forum)」を開催します。

17回目となる今回のテーマは、「学校断熱」です。地球温暖化が進み毎年のように猛暑が続く中、学校の断熱化は、エネルギー削減の観点からはもちろん、教育の質や生徒の健康の観点からも非常に重要です。建築環境工学が専門の東京大学大学院・前真之准教授をゲストにお招きし、測定データを元にした学校断熱の現状や、学校建築における断熱改修の最新動向について、詳しく解説していただきます。今回はZoomウェビナーによるオンライン開催となります。参加を希望される場合は、下記の要領で参加登録をお願いします。

<第17回市民環境フォーラム>

  • ゲスト  東京大学大学院  前真之(まえ・まさゆき)准教授
  • 日時   2024年6月5日(水) 午後6時(午後8時終了予定)
  • 開催形式 Zoomウェビナーによるオンライン開催 
  • 参加登録 以下のウェブサイトより参加登録をお願いします(申込締切:6月5日 午後1時)https://dannetsu.peatix.com/

<ゲスト紹介>
前真之(まえ・まさゆき)
東京大学大学院准教授(建築環境工学)。住宅のエネルギーを専門に、快適・健康に再生可能エネルギー中心に暮らせる家づくりの可能性を研究。特に、建築物省エネ法における住宅の給湯・コジェネ設備の実態に即した一次エネ評価手法の開発に関わる。現在は、健康・快適な生活を太陽エネルギーで実現するエコハウスの実現と普及のための、要素技術と設計手法の開発に取り組むほか、学校の教室の断熱改修にも取り組み、オンライン署名の呼びかけ人も務めている。

<市民環境フォーラムについて>
グリーンピース・ジャパンと国際環境・開発情報研究所(IIIED)」が共催する勉強会。地球環境の破壊が急速に進み、関連する諸問題の理解が難しくなる中で、官製情報に偏らない情報を共有し、環境問題に関する報道の質、市民による環境保護運動の活性化を目的に、これまで16回開催。毎回各分野の専門家をゲストに招き、最新の研究成果や世界の動向などを紹介している。