グリーンピース・インターナショナル(本部、アムステルダム)は現地時間の2月9日、ジェニファー・モーガン事務局長が、ドイツ連邦政府の国際気候行動担当特使に就任するため、2月28日に退任することを発表しました。これに伴い、グリーンピース・インターナショナルは、間もなく新しい事務局長の選考を開始します。なお、モーガンは3月1日の特使着任まで、個別の取材には応じられません。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます。

モーガンは、6年前にグリーンピースに加わり、組織が常に前進し、深刻化する気候変動と生物多様性の危機に対応し続けるために、精力的に活動してきました。特に、正義、公平性、多様性、包括性、安全性を最重要視して、組織をサポートし、公平性のない平和はありえず、平和のない環境保護はありえないことを理解しています。

モーガンはまた、気候変動会議を含む多くの国際的なイベントにグリーンピースを代表して参加しで代表を務め、気候政策と政治に関する長い経験と深い知識を、世界の気温上昇を1.5度以下に抑えるという国際的な目標の推進に役立ててきました。

モーガンは今回の任命について、「気候変動による緊急事態の混乱が深まるにつれ、人々の力こそが、政府関係者が前例主義を超えて、正しいことを行う勇気を見出すための場を作り出すものであることは、これまで以上に明らかになっています。今回の新しい役割と挑戦において私は、この6年間グリーンピースの中で、勇敢で疲れを知らないスタッフ、ネットワーク、協力者、ボランティアと共に働く中で見た勇気に匹敵することができることを願っています」と述べています。

グリーンピースは、これまでも、そしてこれからも、いかなる企業や政府にも属さない独立したキャンペーン組織です。私たちは、共通の大義を見出すことができる場合には、協力関係を築き、果たすべき責任を全うするよう追求を続けます。


以上


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