グリーンピース声明:高浜原発3、4号機運転差し止め決定 大津地裁、3月11日を前に歴史的決定ーー関西電力は高浜原発1、2号機の再稼働も中止を

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは本日、滋賀県の大津地裁で関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)の運転差し止めが決定されたことを受けて、以下 の声明を発表しました。関西電力は、高浜原発4号機を再起動できないばかりか、運転中の3号機も直ちに止めなければなりません。運転中の原発の差し止めは 史上初めてです。

滋賀県の申し立て人、弁護団の粘り強い運動に心から感謝するとともに、勇気ある判断をした山本善彦裁判長、小川紀代子裁判官、平瀬弘子裁判官に深い敬意を表します。

高浜原発4号機は2月20日一冷却水漏れを起こし、原因の徹底究明もないまま、26日に再稼働しました。その3日後(29日)には緊急停止事故が起きました。

原子力規制委員会は、自らが許可した原発が差し止めされたことを真摯に受け止め、決定文を精査し、原子力規制改革に着手すべきです。

しかし、高浜原発には再稼働申請中の1、2号機があり、3、4号機よりも古くて危険な原発です。4月には福井県など関西の住民が中心となって、高浜原発1、2号機の差し止めを求めての裁判が名古屋地裁で始まる予定です。

関西電力は大津地裁の決定が発しているメッセージを受け止め、高浜原発1、2号機の再稼働も中止すべきです。 国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは本日、滋賀県の大津地裁で関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)の運転差し止めが決定されたことを受けて、以下 の声明を発表しました。関西電力は、高浜原発4号機を再起動できないばかりか、運転中の3号機も直ちに止めなければなりません。運転中の原発の差し止めは 史上初めてです。

滋賀県の申し立て人、弁護団の粘り強い運動に心から感謝するとともに、勇気ある判断をした山本善彦裁判長、小川紀代子裁判官、平瀬弘子裁判官に深い敬意を表します。

高浜原発4号機は2月20日一冷却水漏れを起こし、原因の徹底究明もないまま、26日に再稼働しました。その3日後(29日)には緊急停止事故が起きました。

原子力規制委員会は、自らが許可した原発が差し止めされたことを真摯に受け止め、決定文を精査し、原子力規制改革に着手すべきです。

しかし、高浜原発には再稼働申請中の1、2号機があり、3、4号機よりも古くて危険な原発です。4月には福井県など関西の住民が中心となって、高浜原発1、2号機の差し止めを求めての裁判が名古屋地裁で始まる予定です。

関西電力は大津地裁の決定が発しているメッセージを受け止め、高浜原発1、2号機の再稼働も中止すべきです。