国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、東京電力福島第一原発事故から5年、そして一般家庭でも電力会社が選べる電力自由化のスタートを前に、オンラインアクション「iSwitch _ 今だからクリーンな電気に”スイッチ”しよう」を2月25日(木)より開始します。
「iSwtich」キャンペーンでは、これまで電力会社を選べなかった市民が、電気の発電方法などをもとに主体的に電力会社を選択することで、脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会につなげることを目的としています。本アクションでは「脱原発」を願う市民一人ひとりに、電力会社を選択し、乗り換えの意向を表明するよう呼びかけます。集まったアクションの数は、自然エネルギーの電力会社を求める潜在顧客の数とも言えることから、積極的な自然エネルギーの導入が、社会・環境的な意義だけではなく、経営戦略上も有利であることを示すものとして、電力会社に伝えます。
なお、アクションへの参加者には、『電力会社クリーン乗り換えガイド』(4月発行予定)を無料で提供するなど、継続的に電力会社選びをサポートします。
グリーンピース・ジャパン エネルギー担当の柏木は、「電力自由化に向けて、電力会社間の価格・特典競争が加熱しています。一方で、過半数の市民が原発の再稼働に反対しています。電力会社の選択は、脱原発や脱化石燃料への意思を示すチャンスです。クリーンな電力会社へ乗り換えることが当たり前、という考えを広めることをこのキャンペーンでめざしています」と話しました。
◇期間:2016年2月25日(木)から9月末まで(予定)
◇URL:http://bit.ly/1Twlfpc
◇プロモーション:環境活動家 デヴィッド・スズキ氏が応援コメント提供
なお本オンラインアクションは、自然エネルギーが中心となった持続可能なエネルギー社会に向け、電力のあり方の転換を目指す「パワーシフトキャンペーン」と連携しています。