国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、本日18時過ぎ 「虹の戦士号」の名護漁港沖への寄港を沖縄総合事務局・国土交通省より許可されたことを発表しました。寄港のための不開港特許申請は11月5日に行ったもので、許可を得た船は、10日朝5時に那覇新港を出航します。同日9時頃に名護湾の名護漁港沖に到着し、11日15時まで滞在する予定です。グリーンピースは当初、10日の10時に台湾に向けて出航する予定でしたが、名護湾を訪問するために沖縄での滞在期間を延長しました。
グリーンピース・インターナショナル 「虹の戦士号」船長 マイク・フィンケン

「辺野古・大浦湾への寄港が却下されたことには納得できない。しかし、名護の人々に希望と平和の象徴である『虹の戦士号』を直接見てもらえることが叶うのは非常に喜ばしい。船の訪問によって、辺野古・大浦湾の平和を願う世界の連帯を感じてもらい、新基地建設反対運動への活力になれば嬉しい。」

グリーンピース・ジャパン 事務局長 佐藤潤一

「虹の戦士号が10日の朝10時に台湾に向けて出港する予定だったのを知っていて、その前夜に許可を出すというのはあまりにも姑息な手段だ。グリーンピースは、虹の戦士号の滞在期間を延期して、名護の方々に世界中から集まっている辺野古・大浦湾を守りたいという声を届けたい。」


グリーンピースは船の派遣に加え、新基地建設に反対する沖縄の人々に声援を送る緊急オンラインキャンペーン「辺野古・大浦湾を海洋保護区に」を実施中です。集まった署名の提出は、来週明けに安倍首相に対して行う予定です。



キャンペーンウェブサイトhttp://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/HenokoBay/



国際環境NGOグリーンピース・ジャパン