グリーンピース・ジャパン海洋生態系担当の小松原和恵は「沖縄の圧倒的な民意を無視し、強行に基地建設を進めようとする政府の姿勢は非民主主義的です。『虹の戦士号』は、辺野古でいま起こっている、政府による民意への裏切り、そして環境破壊の現場を世界へと発信し、より多くの人に問題を伝えることを使命としています。ジュゴンやウミガメを含む絶滅危惧種262種のすみかでもある辺野古・大浦湾は、基地ではなく海洋保護区として未来に残すことを強く求めます」と訴えました。
虹の戦士号の船長マイク・フィンケンは「『虹の戦士号』の乗組員一同、本日沖縄に歓迎されたことを嬉しく思います。政府からの航行許可が降りれば、今週の後半に辺野古・大浦湾に訪問することができます。辺野古・大浦湾を目にし、地元の方々と交流する時を心待ちにしています。」と話しました。
グリーンピースは船の派遣に加え、新基地建設に反対する沖縄の人々に声援を送る緊急オンラインキャンペーン「辺野古・大浦湾を海洋保護区に」を10月17日に開始しました(注)。集まった声援は、沖縄県翁長雄志知事に提出することを予定しています。
(注)キャンペーンウェブサイト
http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/HenokoBay/
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国際環境NGOグリーンピース・ジャパン