国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、参議院の特別委員会で審議中の安全保障法制関連法案に抗議するため、グリーンピースのTwitterなどのソーシャルメディアで、“付箋”を使って、不戦と平和を誓う『不戦のふせん』オンラインアクションを8月6日正午から実施します。フォロワーに同アクションへの参加を終戦記念日の15日正午まで呼びかけ、戦後70年の節目の年に「平和こそが最善の自衛」であると訴えます。
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■メッセージ

「戦後70年、平和を守ってきた日本がいま誓うのは戦争できる国づくりではなく、不戦と平和です。平和こそが最善の自衛。あなたも付箋(ふせん)で不戦を誓いませんか?」

■ 内容:付箋を使って、不戦と平和を願う文字や絵を自由に表現してもらい、個人や団体などのソーシャルメディアのアカウントへの投稿を呼びかける。

■ グリーンピース・ジャパンTwitter: @gpjtweet (ハッシュタグは #不戦のふせん #70YearsOfPeace )

グリーンピース・ジャパン広報の関本幸は、「集団的自衛権の行使容認を含む安保法案は、日本を戦争のできる国にするための戦争法案であることから、廃案とすべきです。戦争は、命と環境を犠牲にする“最大の環境破壊”です。今年は第二次世界大戦が終了し、広島と長崎に原爆が投下されてから70年という節目にあたります。戦後、憲法9条の精神である日本の恒久平和主義は世界の多くの国や地域から認識され、”平和のブランド”として日本の市民の安全を守ってきました。戦後70年の夏に日本が誓うべきは『不戦』であり、『不戦』の誓いこそが人々の安全を守るための最善の自衛です。日本は、今後も平和主義を貫いて、武力に頼らない外交力に磨きをかけるべきです」と述べました。

グリーンピースは引き続き参議院での議論に注目し、世論をますます大きなものにしていくために取り組みをすすめます。


国際環境NGOグリーンピース・ジャパン