国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、「No Bees, No Food. 『子ども・ミツバチ保護法』を求める署名」をオンライン署名サイト『Change.org』で、本日5月15日(金)より開始します。本署名は、4月8日(水)よりグリーンピース・ジャパンのウェブサイトで実施しており、ネオニコチノイド系農薬の禁止と生態系と調和した農業の強化を幅広く訴えるために『Change.org』のプラットフォーム上で、同じ内容を展開します。




【子ども・ミツバチ保護法を求める署名について】
署名の提出先は国会議員で、食べ物の安全や子どもの健康、ミツバチなど花粉媒介で食物生産を支えている生物を農薬の影響から守る法律の策定、解決策として有機農業や自然農法など生態系に調和した農業の価値評価・支援強化を求めます。同時に、ミツバチなど生態系や土壌、水質への悪影響をはじめ、子どもの脳への影響、ひいては食糧生産への影響が懸念されているネオニコチノイド系農薬への問題意識を高めていきます。

グリーンピース・ジャパン 食と農業問題担当 関根彩子は、「ネオニコチノイド系農薬がミツバチなどの生態系、子どもの健康、そして食の安全に影響を及ぼす証拠は次々と増えてきており、日本も今すぐ規制を強化すべきです。グリーンピースは、個人の意志や行動を結集して問題解決の大きな力となっていく『ピープルパワー』を軸に地球規模で活動を行う市民団体です。国内外で4000万人以上のユーザーが参加する世界最大のオンライン署名プラットフォーム『Change.org』を通じ、より多くの市民と連携し問題の解決を目指します。署名の提出先は市民に選出された国会議員であり、市民の声を傾聴しなければならない立場です。より多くの声と共に、ネオニコチノイド系農薬の使用を禁止する法律の制定と、ミツバチなどの花粉媒介者の保護、安全な食糧生産、土壌や水質汚染を防ぐ唯一の解決策として、生態系と調和した持続可能な農業の推進を強く求め、問題への関心を高めていきます」と訴えました。

「子ども・ミツバチ保護法を求める署名」X 『Change.org 』概要
時期:2015年5月15日(金)から10月まで(予定)
内容:国会議員(CC:農林水産大臣と厚生労働大臣)に、食べ物の安全や子どもの健康、ミツバチなど花粉媒介生物を農薬の影響から守る法律の策定、生態系に調和した農業の価値評価・支援強化を求める。
キャンペーンウェブサイト:https://www.change.org/



国際環境NGOグリーンピース・ジャパン