国際環境NGOグリーンピースは26日、再生可能エネルギー促進法が成立したことについて、より安全で、雇用やエネルギー自給率の面でも改善が期待できるエネルギー普及の第一歩として歓迎します。

グリーンピース・ジャパンの気候変動/エネルギー担当の高田久代は、「10年越しの今回の法案成立を歓迎します。この法案に含まれる固定価格買取制度は、自然エネルギー普及を進めるうえでもっとも成功した仕組みとして、世界各地で導入が進んでいます。しかし、法案成立はゴールではなく、まさにスタートラインです。福島第一原発の事故は、エネルギー政策が日本で暮らすすべての国民に深く関係していることを改めて気づかせました。法案の趣旨通り、災害に強い分散型の自然エネルギーの利用が大きく促進されるよう、今後、買取制度の詳細を決める議論がどのように行われるか注目していきたいと思います」と語りました。



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