[写真]ソーラー・ジェネレーション
〜 Greenpeace
京都議定書の発効する2月16日、「若者の力で自然エネルギーを推進しよう!」と、10代、20代の若者からなるボランティアグループ「ソーラー・ジェネレーション(SG)」が発足する。「SG」の主旨に賛同する若者たちは、2月15日、日本各地からに京都に集合する。さらに京都議定書義発効の瞬間、2月16日零時へ向けて鴨川沿いの出町柳公園でカウントダウンを行うなど、さまざまな誕生イベントを行い(詳細は下記をご覧ください)、16日から「日本のエネルギー供給に占める自然エネルギーの割合を2100年までに100%とする」という目標に向かって、自然エネルギーに関するイベント開催や省エネルギーキャンペーンなどの活動準備を開始する。

「ソーラー・ジェネレーション」の運動は、2001年、グリーンピース・ドイツのボランティアグループによって活動が開始された。危険な地球温暖化の防止、自然エネルギー・省エネルギーの促進、原子力発電の廃止、そのための国際交流などの目標をもった若者たちが世界各国で集まり、現在までに、ドイツ、スイス、中国、インド、フィリピンなど10数カ国で「ソーラー・ジェネレーション」の活動が行われている。日本では、昨年秋からグリーンピース・ジャパンに集まるボランティアの若者たちで、日本の「ソーラー・ジェネレーション」結成に向けての準備が始められ、来る2月16日の誕生に至ったもの。グリーンピース・ジャパン(東京新宿区)内に本部を置き、グリーンピース・ジャパンとの相互の協力を行うが、企画立案と実施は独立した形態をとるとしている。現在までにすでに数十人の若者たちが「SG」の呼びかけに応え、京都での発足に向けて活動を開始しており、SGのメンバー登録希望者はすでに100名を越えている。

「未来を担うのは今いる若者たち。その若者たちが今後の社会がどうあって欲しいか、今の社会をどう思っているかなどを発言し、主張していくことは大切なこと。参加してくれる人たちにとってSGがそのきっかけになればうれしく思う」とSG代表の小川真佐子は語っている。

グリーンピース・ジャパンの気候変動問題担当の中島正明は、「日本の若者は世界の動きや環境問題に対して無関心だといわれているが、SGに集まる若者たちを見ているとそうとは思えない。SGは自分たちの将来と真剣に向き合おうとして活動している。各国のグリーンピースとともに活動しているSGとの交流を深めるなど協力していきたい」と、語っている。

<ソーラー・ジェネレーション誕生イベントの詳細>
2月15日
14:30~16:40
SG決起集会(場所:京都出町柳公園)
23:35~00:10
京都議定書発効(日本時間)カウントダウン(場所:京都出町柳公園)
2月16日
12:00~13:00
大道芸などのパーフォーマンス(京都市役所前広場)
13:30~15:00
京都議定書発効記念パレード「さあ、進めよう!温暖化防止!」参加
17:00~19:00
NGO集会「進もう京都議定書とともに」でスピーチ

なお、当日は中国、ドイツなど世界各地のSGも、京都議定書発効を祝うイベントを行っている。


関連URL
京都議定書の発効にあわせて、ソーラー・ジェネレーションが発足します!

グリーンピース・ジャパン「ポジティブエネジーで行こう」サイト

グリーンピース・ジャパン地球温暖化問題サイト


お問い合わせ
グリーンピース・ジャパン
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電話 03-5338-9800  FAX 03-5338-9817
気候変動問題担当 中島正明
広報担当  城川桂子
ソーラー・ジェネレーション広報担当 左今克憲