環境保護団体グリーンピース・ジャパンは、本日、青森県知事に対し、六ヶ所村で建設中の再処理工場のウラン試験に係わる安全協定締結を日本原燃(株)に申し入れた事に対し、 抗議文 をファックスで送付した。

「県民の8割以上 ( 注1 ) が原子力施設の安全性に不安を感じている。ヨーロッパでは再処理工場から排出される廃棄物への規制が進む中、日本では放射能の環境や人体への影響について、充分な検討がされていない。」
とグリーンピース・ジャパンの核問題担当、野川温子は警告する。

抗議文では、安全協定締結を、原子力施設の安全性に不安を抱える県民の声を無視した無責任な行為とし、再処理工場による環境や核拡散の問題を指摘し、安全協定の締結を撤回するよう求めている。

抗議文 「危険な再処理を認める安全協定締結は許されない」(2004/11/19)


注1
青森県政策推進室実施「県民生活の現状に関するアンケート調査報告書」(調査期間:2003年9月25日~10月14日) http://www.pref.aomori.jp/koutyou/marketing/004/15anketohoukokusyo.pdf より抜粋。(最終報告書33ページ)をご参照ください。



関連URL
グリーンピース・ジャパン核問題Webサイト

サイバーアクション 青森県でのウラン試験を止めるために


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