グリーンピースは、イラクに対するこの違法な一方的な攻撃を、悲しみをもって 受け止めるとともに、攻撃の即時停止と、国連総会での平和と武装解除に関する 交渉の再開を呼びかけます。

2003/03/20 米国大使館前抗議行動 〜Greenpeace/Sutton-Hilbbert
グリーンピース・ジャパン事務局長木村雅史: 「日本政府はこの愚かな戦争への支持を一刻も早く撤回すべきだ。」

グリーンピース・インターナショナル事務局長ガート・レイポルド:
「この攻撃は、国際平和と安全保障からの大きな後退であり、単独行動主義に根 ざした危険な世界の新秩序の幕開けを告げるものです。戦争は解決策ではなく、 問題の一部なのです。この戦争は今後、北朝鮮、イスラエル、インド、パキスタ ンなど、国際条約に違反している国々が関わってくる将来の紛争に危険な前例を つくるものです。

また、アメリカ合衆国とその同調国が国際法を無視して攻撃を開始したことは、 この先、戦闘に直接関わらない民間人を保護するための国際法も無視され、戦争 犯罪が犯される危険性についても深刻な懸念を提起するものです(1)。この戦 争が人間と環境に破壊的な影響を及ぼすことをグリーンピースは危惧します。我 々はできる限りを尽くして国際社会に、戦争は世界の安全保障への道を築くもの ではないことを訴えてゆくつもりです。この攻撃は平和と民主主義、国際法の秩 序を支持するすべての人々への警鐘です。

すべての人々、政府、国際機関に対して、公正と平等を守り、この違法な戦争 への反対の声をさらに強めることを呼びかけます。そうすることではじめてこの 戦争に速やかな終焉がもたらされ、大国の自国の権益に未来が決定されることを 防ぐことができるのです。」

http://nowar.greenpeace.org/downloads/warcrimesr1.pdf 参照

詳しくはグリーンピース・ジャパンNO WAR Webサイトをご覧下さい。

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グリーンピース・ジャパン
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キャンペーン部長:福田未来子
広報担当:城川桂子