8月に出した第一回公開質問書ではピープルがおもちゃを分析した機関の名称と、何を分析したか、を聞き、9月の期日までにその回答を得ることができました。そして、今回は、どうやって分析したのか、を検証するために、以下のような公開質問書を出しました。



公開質問書

ピープル 株式会社
代表取締役 桐渕 千鶴子 様

2001年9月27日


拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

先日は、前回の公開質問書への回答を頂きまして、有り難うございました。この度は、前回いただいた回答を元に、さらに詳細をお尋ねしたく本状を差し上げました。

抽出方法について

抽出に用いられた溶剤の種類 (物質名) と量、抽出時間を教えてください。

抽出にあたり、玩具片はどのような手段でとのように分解されたか教えてください。

分解のあと、分析までどれくらいの間 (時間) を置いていたか教えてください。

尚、グリーンピースで委託した分析の詳細につきまして以下に記載いたします。

溶剤の種類:塩化メチレン (サンプルを1g計り取り100mlの塩化メチレンと混ぜた)

玩具片の処理:20分の間、継続的にソニケーションを行った。

分解後、分析まで一晩置き、1mlをとって、ガスクロマトグラフィーおよびマススペクトロスコープ分析を行った。

以上です。


お忙しいところ恐縮ですが、10月10日までに、宜しくご回答頂きますようお願いいたします。
尚、本状は御社で受理されたことを確認次第、グリーンピース・ジャパンのホームページに掲載されます。


敬具

グリーンピース・ジャパン
事務局長 志田 早苗