抗議行動-1
米国が7月14日深夜行った迎撃実験に対し、グリーンピースの活動家15人と2名のジャーナリストが、標的となるミサイルが発射されたバンデンバーグ空軍基地で抗議を行い、逮捕された。この件で17名は、安全地帯と治安を乱したとし、5年から10年の刑と25万ドル(約3千万円)の罰金などで、起訴された。
グリーンピースは、世界各国の米国大使館に対して、以下のメッセージを伝える。
ミサイル防衛構想計画と実行の中止
ミサイル防衛構想の危険性を表明する自由と個人の権利を保証するべき
ミサイル防衛構想は、新たな核軍拡競争の始まりであり、世界の平和と安全保障を脅かすものである。冷戦の終結後、核軍縮への道を歩いてきた国際社会の動きと完全に逆行しており、ブッシュ政権は今までの努力を水泡に帰そうとしている。