環境保護団体グリーンピース・ジャパンが、4月19日午後7時より開始したサイバーアクションに参加した人が、100人を越えたことが明らかになった。
サイバーアクションとは、E-mailで一般の人の声を政府や企業に届ける行動のこと。今回は「刈羽村プルサーマル住民投票を応援しよう!」と、呼びかけを行った。

新潟県刈羽郡刈羽村議会は4月18日、東京電力・柏崎刈羽原発のプルサーマル計画の賛否を問う住民投票条例案を可決した。プルサーマルを始めれば、事故のリスクは高まり、そのリスクを引き受けるのは地元住民のため、村がプルサーマル計画を受け入れるかどうか、村の人自身が決めよう、というのが住民投票の趣旨である。
しかし、品田宏夫村長は、「プルサーマル計画に住民投票はなじまない」と、住民投票案を再議に付して、いわば拒否権を発動することを示唆している。

そこでグリーンピース・ジャパンに登録している全国のサイバー・アクティビストに対し、品田村長さんへ、「再議に付さないで!」とメールを送ってほしいと依頼。また、ホームページ上でも同様の情報を流したところ、この3日間で100通を超えるメールが村長の元へ送られていることがわかった。

村長は、再議に付すかどうかを29日までに結論をだすことになっているため、このサイバーアクションも、29日まで行う。






追加情報(4月24日08時追加):
サイバーアクティビストに送られたアップデート

サイバーアクション「刈羽村プルサーマル住民投票を応援しよう!」アップデート


大変大きな効果がありました!

新潟日報4月21日(土)によれば、村長が「朝電子メールを開いたら全国から(住民投票実施を求める)七十五通ほどのメールが届いていた」「プレッシャーは大きい」と語ったそうです!

ただ、再議権行使については、「まだ決めていない」と述べているそうです。

見出しは、「村長、再議権行使に慎重、”悩み 前回の百倍” 」

24日または25日に決断を下すという情報もあります。
まだ、送っていない方で、もし、趣旨に賛同できる方は、ぜひ、お早めに!






追加情報(4月25日08時追加):
サイバーアクティビストに送られたアップデート

サイバーアクション「刈羽村プルサーマル住民投票を応援しよう!」ラスト・アップデー ト


大変大きな成果がありました!

4月24日(火)、刈羽村村長は、住民投票条例案を再議に付すことなく、5月27日前後に住民投票を行う旨を発表しました。

みなさんのおかげです。ありがとうございました。