国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは4月11日(土)青森市内で「グリーン&ピース・トーク」と題した連続セミナーを開催し、一般から環境・平和・人権をテーマとした作品を募集する「グリーン&ピース賞」の設立を発表した。

連続セミナー「グリーン&ピース・トーク」は、今年創立20周年を迎えるグリーンピース・ジャパンの記念イベントのひとつで、世界各国のグリーンピースのスタッフが日本で環境・平和・人権の問題に取り組む人びとと話しあうことを通じ、国際環境NGOグリーンピースの活動をよりよく理解してもらおうと企画されたもの。第1回はベストセラーとなった『世界がもし100人の村だったら』の日本語版編者、池田香代子さんをゲストに迎え、グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳が青森近郊からのおよそ50人の参加者とともに「いま、環境・平和・人権をまもるには?」について話しあった。

ズーム
第一回「グリーン&ピース・トーク」メインゲスト 池田香代子さん
セミナー会場で発表された同名の賞「グリーン&ピース賞」は、環境・平和・人権をまもる個人の取り組みに発表の場を提供し、21世紀の現在もっとも重要な活動を後押ししようとの主旨で設立されたもの。選考委員は星川淳と池田香代子さんでスタートするが、グリーンピース・ジャパンでは選考委員と協賛者の呼びかけも開始する。

「現在の日本には、グリーン(緑)とピース(平和)をまもるという普遍的な目的の達成を阻むものが多くなっている。また日本でそうした活動を行っている人々のことは世界にあまり知られていない」とグリーンピース・ジャパン事務局長星川淳は指摘し、「1971年にカナダで生まれ、1989年から日本でも活動しているグリーンピースと同じ問題に取り組んでいる人びとに声を上げてもらい、その取り組みや思いを世界に知らせる機会にしていきたい」と賞への抱負を語った。

「グリーン&ピース賞」の概要は以下の通り。

主題:「いま、環境・平和・人権をまもるには? 私はこれを話したい。」
選考委員:池田香代子、星川淳(五十音順)
締切:7月10日消印有効
発表:グリーンピース・ジャパンのウェブサイトと英語翻訳文をグリーンピース・インターナショナルのウェブサイトに掲載
当選作:下記AB両カテゴリーを総合して正賞1作品(折りたたみ自転車)、副賞3作品(グリーンピース環境グッズ)

募集要項:
1.日本語
2.A) 400字詰め原稿用紙20枚以内
B) 短文・俳句など形態不問
3.受賞作の出版権などの諸権利はグリーンピースに属する。
4.英訳はグリーンピース・ジャパンが行い、その文責はグリーンピース・ジャパンが負う。
5.送り先:
青森市新町1-8-1アセントビル2F
グリーンピース・ジャパン青森コミュニケーションセンター
「グリーン&ピース賞」デスク宛
「グリーン&ピース賞」募集概要




お問い合わせ:
グリーンピース・ジャパン青森コミュニケーションセンター
電話:017-718-4417
担当:城川桂子