環境保護団体グリーンピース・ジャパンは、本日午前零時より同団体が運営するホームぺージ上でサイバー・アクティビストの募集を開始しました。市民の声を迅速に、有効に政策に反映させる新しいツールです。

サイバー・アクティビストとは、グリーンピース・ジャパンがホームページのネットワーク上にもつ “GP-Cyberメーリングリスト” にサイバー・アクティビストととして予め登録し、サイバー上で環境保護活動をおこなってくださる方のことです。グリーンピース・ジャパンが主に取り組んでいる有害物質、森林、原子力、鯨などの環境問題で、政府や企業に対して、市民の声をとどけるため、Eメールを使って直接アピールする手段です。
あっという間に、簡単に、市民の声が届けられという手軽さで、今後21世紀の市民団体の主力となるツールといっても過言ではありません。

これまで、市民団体が企業や政府に声を届ける手法としては、署名やはがきキャンペーンなどが中心でした。しかしE―メールを利用することにより、普段から環境問題に関心があっても忙しくてなかなか行動に移せない、環境保護といってもなにから始めてよいかわからないという人など、環境に関心をもつ人々の入り口を広げるツールになればと考えています。

これまでどのようにして政府や企業に声を届けていいかわからなかった市民が、ネットワークという新しい情報ツールを手にいれ、それを使いこなすことによって、市民が大企業や政府を動かすという可能性が高くなってきたといえるでしょう。

すでにグリーンピースは世界各地でこの手法をつかって、実際にアピール行動を行なっています。現在全世界で登録者数は欧米を中心に67,000人にものぼり、これまで約10万通のメールが、各政府や企業などに届けられました。

日本では、3月中旬に第1回目のサイバー・アクションを開始する予定です。サイバー・アクティビストに登録したい方は、今すぐ下記にアクセスしてください。


サイバーアクティビスト、募集中 !!