[ランニングマンの走行ルート・最新情報]


英国人ロバート・ガーサイド、通称ランニングマンがこのたび来日いたしました。ランニングマンは1996年12月ロンドンの中心部ピカデリーサーカスを出発し、この約1年5ケ月でヨーロッパ大陸、アジア大陸を走り続けてきました。
日本では、5月18日(月)午前9時稚内ノシャップ岬を出発し、約4週間かけて鹿児島の佐多岬まで約2,671kmを走る予定です。「前人未到の世界一周走破」と書いたランニングスーツを着て、55,000kmという世界初の最長距離走者としての記録を目指しています。

ランニングマンは、ボランティアとしてグリーンピースへの賛同を訴えながら走ることを決意し、イギリス、フランス、スイス、ドイツ、オーストリア、スロヴァキア、ポーランド、ベラルーシ、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インド、ネパール、チベット、中国までの約16,000kmを走りました。
日本縦断後は、当初の目的通り、オーストラリア大陸、アメリカ大陸、アフリカ大陸の三大陸を走り、2000年までにロンドンに戻る予定です。

ランニングマンは、ギネスブックへの登録の際、証拠となるよういつも詳しい日誌とデジタルビデオカメラと2冊の走行日記を抱えています。

これまでの彼の旅は、なまやさしいものではありませんでした。パキスタンでは物を盗まれ、インドや高度17,500フィートのチベット・ヒマラヤでは高熱に見舞われました。
ランニングマンは、
「今までの経験で最高だったのはクレムリンやタージマハル、またエベレストを越えてチベットのポタラ宮に到達したこと。ヒマラヤを完走後、二つ目の大陸の終点である東シナ海を望む上海にたどり着いたときは感動的でした」と述べています。

→ランニングマンのホームページ(英語)